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服はなるべく少なく、でも着ていて気分のいいものだけを着たい。

ベスト完成

連休の最終日は大雨。
なので、作りかけだったベストを完成させました。

ベストが私の体型に合っていて、
私の行動や生活にも合っていると気づいたのは、
洋裁教室に行っていた時でした。

洋裁を学ぶと(学ぶというほど学んでもないけど💧)、
それまでぼんやりとしかわかっていなかった自分の体型がイヤでもわかります。

背が低くて寸胴、ということはもちろんわかっていたけど、
・上半身が短い
・首が短い
・加齢もあって体に厚みが出てきた
・下半身は意外に細い
と、細かいところがはっきりしてきました。
最近ポピュラーになってきた骨格診断でいえば、
もちろん「ストレート」タイプ。

これからわかったのは、
・板のように張りのある生地が合う
・あまりウエストマークしない方がいい
こと。

そこで、同系色を選ぶことで上下一続きになって見える着方ができる、
ベストを採用することにしました。
以前から、ベストを着るとなぜか安心感があったのはこのせいか~。

といっても、私の短い上半身に合うベストって意外に探せない。
探せても、そればかり着るので傷みが早い。

そこで今回作ってみました。
型紙は、以前作ったジャンパースカートの上半分を流用した、
ごく簡単なものです。
(香田あおい先生著『長く着られる大人服』より)
数をこなして少しずつ上達する作戦。

完成したのが下の写真で、粗末なものではありますが、
とりあえず自力で作れたので満足です!
ワンマイルウエアとして着るぶんにはこんなもんで十分。

これは厚みのある化繊地ですが、
次はリネンで作りたいな。
ポケットも付けたいな。

服って、いくらたくさんあっても、
自分の好きな色、好きな生地、好きな形で、
かつ自分の体型にピッタリじゃないと意味がない。
少しずつ自分で作れるようになってきて、本当にうれしい!

勢い余って、枕カバーも作っておきました。
少しずつミシンに慣れてきた気がする…。

できるか!? 三面構成

三面構成の服の本をちょっと見て、難しそうなのであきらめていた。
「マチのある服」なら、厚みのついた今の身体にも着やすそうなんだけど、
掲載されているのはおしゃれドレスで、
私が扱えるような生地でもデザインでもなかったから。
家で着る普段着が欲しいんだけどな。

ところが、むすめにつき合ってGUを見ていたら、
何と三面構成のカットソーワンピースを発見!
着ちゃうと形が崩れるから買ってすぐにほどき、
型紙をとってみた。

型紙をとっている時点で、けっこう縫うのが難しそうな予感がする。
でも、やってみたい。
まずは、ポケットも袖もつけずに、
シーチングみたいな布で縫ってみるつもり。
本当は、麻とかネルで作りたいんだけどね。

ほどいてハトロン紙に写す。右のパーツが「マチ」に当たる脇身頃(っていうのかな)。

ほどきながらわかったんだけど、
低価格の服といえど、とてもしっかり作られていて、
随所に細かい工夫がされている。
私にはとてもこんなことできない。

マレーシア製だったけど、工賃いくらなんだろう……

服(布)を減らすと家は片付く!

「紙」と「布」。この二つは際限なく増殖するもの。
これらをいかにコントロールするかが、家の中のスッキリ感を制します。
「紙」に含まれるものは、本・雑誌・新聞・各種印刷物や書類、手紙や写真、
包装材・段ボールなど。

新聞をとらない家庭が増え、各種IT化により、
家庭の中の紙は以前より減少傾向にあると思われます。
「情報」を載せることが主な役割である「紙」を減らすことは容易になりました。
また、紙はもともと少ない家もあります。

しかし、「布」――家の内外で着る衣服、スカーフやバッグ、寝具やリネン類――は、
どの家にも必ずありますし、リアルの生活を支えるものですから、なかなか減らすわけにはいきません。
体積も大きく、家の中では依然かさばる存在です。

「布」の中でも、「服」はもっとも増殖しやすいもの。
クローゼットや洋服箪笥に入りきらない服の収納に困っている人は少なくないですよね。
「服」をどう持つか、何を何着持てば十分なのか、なぜいつも着ない服が発生してしまうのか。

好きな服、着る服だけを持って、長く大切に着れば、家で過ごす時間も、
外出も楽しくなります。
かさばる「布」の最たるもの「服」が減れば、クローゼットがスッキリし、家全体も片づきます。
これからしばらく、「服」の持ち方について考えていきたいと思います。

洗濯物はたたむな!!

三年前くらい、CEATECで見た、
自動洗濯物畳み機」。

「今開発中なので、あと2年(?)くらいしたら発売します」
っていう触れ込みで、デモが始まる前は黒山の人だかり。

「ごらんください! ランドロイドが衣類を認識しています!」
と、美しい司会者が声を張り上げるけど、「これはTシャツだ、Yシャツじゃない」と認識するのに5分くらいかかってて、サイズはクローゼット一間分くらいあってばかでかい! 家具か!!

「こりゃムリなのでは」
と思っていたが、パナソニックだのダイワハウスだのと組んで頑張ってたのに、果たしてこの企業、破産してしまったそうな。負債総額22億超。逆に言えば、主婦の仕事ってそんなにタイヘンなのね。

製品のコピーが、
「大切な人に、次の自由を」
で、販売価格が180万円だかだったんだけど、
洗濯物たたみってそこまでしてやんなきゃなんないものかな。

確かに、和室の畳の上だの、ソファだのに積みあがる洗濯物の山というのは気が滅入ることではあるし、
それを共働きなのに主婦一人が処理してたらそりゃハラ立つわなと思う。

でも、共働きで子供が小さいんだったら、
洗濯物、ムリにたたまなくてもよくね?

先般結婚した姪に子供が生まれて、
家事がタイヘンになったら提案しようと思ってるのが、
「洗濯物干し部屋」を作ること。
(集合住宅を想定)

日当たりのいい場所に、可動式の物干し竿を吊るして干す。
靴下やパンツは、家族一人につき一個の小さめの小物干しで、
その他の衣類は全部針金ハンガーで干す。
干す場所は家族ごとに分けておく。
下からは扇風機はサーキュレーターで送風するか、
衣類乾燥除湿器(パナソニックとかで出してる)を置く。

乾いたものは、着る人が着る順に自分の場所から「収穫」していき、平日はたたまないものとする。
収穫しきれない洗濯物は、可動式上下二段の物干しを天井近くにあげておき、
次の洗濯物は扇風機に近い下の方に干しておく。
洗濯物エリアはカーテンで仕切っておき、
普段は目に入らないようにしておく。

平日はたたまないんだけど、
土日だけはたたんで、「たたむこともできる人」であることは放棄しない。
たたむときは家族全員で、がルール!
2歳でもたためるよ! 少しは!

毎日忙しくて、たためない洗濯物の山からひっぱり出して着てるんだったら、
部屋が散らからないぶんこっちの方がいいと思うんだけどどうでそ。

毎日きちんと洗濯して、たたんで、アイロンかけるママなんてもう無理でしょ。
だからって平日、それを家族に分担してやらすのも、家の中がギスギスしそう。
平日はとことんやること減らして、イライラしない家族でいた方が絶対いいよ!

着ない服買って楽しいか?

誰も幸せにしないファッションのファスト化。
もうこうするしかないところまで来てる。

かつて年2回だったファッションのシーズンは、
今や52回になったと言われる。
誰も着ない服が、
誰かの睡眠を削って作られ、
誰も着ないまま捨てられていく。

「たんすのこやし」
どころの話じゃない。
ファストファッションは確実に環境汚染の原因になっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00010004-reutv-eurp

文化式でシャツ作る!

先月から洋裁教室に通っている。
なんとそれが、由緒正しき文化式のお教室!

昔からあきれるほど不器用で、
洋裁なんかうまく行ったためしがない私が、
人生最後の挑戦。

いいんだ、不器用なら不器用なりに、
人の3倍、5倍時間をかければいいんだもん。
そう思って丁寧に丁寧にやってたら、
型紙作るだけで一ヶ月かかっちゃった。

文化式の「原型」っていうやつの、
まず四分の1サイズを作り、
次に実寸原型を作り、
それからようやく型紙になる。
えらい悠長な話である。

年明けてようやく印つけ、裁断を家でやってみる。
しかし、身頃をとったら、見返しがとれなくなりそう。
パズルのように型紙を並べ直しているのだが、
縫い代が足りなくなりそうな気がする…。

開襟シャツを作るつもりなのだが、
果たして完成するのか⁈

しかし、生きてるうちに自分で型紙起こす日が来るとは思わなかったわー。
人生何が起こるかわからないもんだわー。

靴の衣替え

ガクンと気温が下がり、急激に秋になった感じ。
桜の葉はだいぶ散ってしまったし、ケヤキもイチョウもなんだか葉が茶色っぽい。

さすがの暑がりな私も、今日は半袖では出られなかった。
そろそろ、靴も衣替えかな。
といっても、夏専用の靴ってサンダルだけだけど。

ブーツを出す前に、今履いてる靴もお手入れしておく。
上の子のもついでにやってあげよう…
(恩着せがましく)

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最適家着

家にいる時間が長い私。

家で着る服って、意外とむずかしい…

ゆったりしたワンピースみたいな服は素敵で気分がいいけれど、

しゃがんだり膝をついたり高いところに登ったり(私だけ?)する家事には向かない。

同じ理由で、伸縮性のないジーンズとシャツも、

家事にとっては着心地がよくない。

 

かといって、ジャージやスエットみたいな柔らかい服は、

ラクだけどなんだかシャキっとしなくてイヤ。

上に着るエプロンや割烹着は、リネンのシャキッとした生地が気に入ってるんだけど、

何かもっと家事のしやすい服はないかな~。

 

と思っていたところに、ひらめいたのがツナギ。

この間大工さんを見ていて、

「なんて動きやすそうな服なんだ!」

と、目が釘付けになった。これがいい! これ欲しい!

 

というわけで、さっそく手に入れた紺のツナギ(綿100%)が最近のお気に入り。

背中にマチが、腰にプリーツが入っていて、

動きやすいことこの上ない。

生地もふにゃふにゃしていなくて私好み。

 

そしたら、美大出て静岡でデザイナーをやってる旧友が、

DIY用にもう20年来ツナギを着ていると聞き、なるほど!と感心した。

彼女のは、赤いHONDAのロゴ入りだって。そういや年賀状で見たことあるわ。

 

私がこのツナギ着てると、女子刑務官みたいな感じだけど、

胸に「JAXA」とか刺繍してあったらカッコいいかもな~。

その場合、アポロキャップみたいなのも欲しいところだわ。

 

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