夢の記録」カテゴリーアーカイブ

やたらと沢山夢をみます。
20代の頃のように、夢を記録してみます。

新年会の夢

むすこのサッカーの新年会で、コーチのお宅に集まる。
実際のお宅のマンションじゃなくて、広大な邸宅になっていて、
持ち寄りじゃないお料理が出る。

奥行きのある細長い畳敷きの部屋で、
中央に掘りごたつのような長い座卓がしつらえてあって、
そこにみんなで顔を合わせる。

畳は新しく、座卓はケヤキ材だ。
あれ? サッカーで新年会なんてあったっけ?

気がつくとみんなは帰ってしまっていて、
私とオトーサン、あと二人ぐらいパパたちが片付けをしている。
私は延々と皿を洗っている。

こういうとき、ママたちは協力して片付けするのに、
今日はどうしちゃったんだろう。
オトーサンが皿を洗うと床はびしょびしょで、
汚れもちゃんと落ちてない。

夢の中で悲しい気持ちになっている。

アイドルのレコードの夢

物好きな友達何人かと、早稲田の甘泉園のあたりで集まる。
全員20代のテイ。

なぜか奥多摩のような山の中になっていて、
神田川を小舟に乗って野生動物の動物園を見に行ったりして遊ぶ。

そこに、当時の友達のカナダ人の男の子がやってきて、
この先が天然のウォータースライダーになっていると教えてくれる。

みんなで代わる代わる滑るが、
彼だけ派手な滑り方をしておしりが見えそうになって、皆で大笑いする。

ほかにも、高いところから飛び降りたり大はしゃぎしていると、
いつの間にか幼稚園の子供が混じって、
高いところから飛び降りだしたからあわてる。
だが子供たちは、
自分たちだけが知っている安全な場所から低く飛び降りただけだった。  

カナダ人は日本のアイドル歌謡に詳しく、
なかでも80年代の小泉今日子に心酔しており、
トリビアルな知識を披露しては我々をシーンとさせる。

そういえばキョンキョンの昔のシングルが家にあったと思い出し(実際はない)、
持っていてもしょうがないから彼に進呈を申し出ると狂喜する。

ところが、そこに聞こえてきたのは、
さっきの幼稚園児が母親たちに厳しく怒られている声。
そういえばその後の安全を確認していなかった。
申し訳ないなと声のする方向に行こうとしたところで目がさめた。

マダニの夢

体長25センチくらいの、平べったいメンチカツそっくりの動物が駆け寄ってきて、
袖に食いついて離れなくなってしまった。

動物には顔らしいものがなく、
背中の一箇所に何か黒いつぶつぶがいくつかついている。

そのうちそのつぶつぶが一つ、私の着ているジャケットに取り付いて、
あっという間に生地から入り込み見えなくなってしまった。
きっとマダニだ、どうしよう!

くっついて離れない動物を、ぐるぐる回転することで遠心力で引き離し、
あわててジャケットを脱ぐがマダニの行方は知れない。

マダニの苦手な何かを水溶液にして、それにジャケットを浸すしかないか……

と考えてたら目がさめた。

※マダニは見たことがありません。

創作菓子の夢

フランス料理店の厨房に採用してもらえることになり、デザートを作って提案する。

シュー皮を硬めに小さく焼いて、レーズンの戻し汁とはちみつを煮詰めたシロップに浸したたこ焼きのような菓子を、一人ぶん5個で提供するもの。

シェフの評価は、「この菓子は今流行していて、他店でもやっている」

結果不採用。(そんなお菓子聞いたことないぞ?)

夢を記録する

子供の頃から、夢が多かった。
夢、といっても、夜眠るときに見る方のである。

記憶にあるいちばん最初の夢は、幼稚園のとき。
小さなビルくらいあるアリンコが襲ってくる怖い夢だった。
あんまり怖かったから今でも覚えている。
怖い夢が多くて、いつもは優しい幼稚園の先生が、夢の中では恐ろしい人になっていたり。
楽しい夢もあったんだろうけど、怖い夢の方がどうしても記憶に残ってしまう。

思春期~20代はさらにひどく、自分の叫び声で目をさましてしまうこともあった。
金縛りにも頻繁に遭うし、耳元でへんな声が聞こえることもあったり、当時は寝るのがイヤだった。
照明をつけたまま寝ると比較的悪夢を見なくて済むので、明るい部屋で寝ることが多かった。

悪夢に限らず、夢というのはなぜか体力を使う。
たとえば、夢の中で道に迷って延々と歩き回ったり、遅刻しそうになって全力で走ったりすると、6時間も7時間も寝た後なのに、目がさめたあとグッタリ疲れている。これじゃ、いくら寝ても意味がない。

夢占いやスピリチュアルはもともと信じてないし、好きじゃない。フロイトやユングも読んだけれど、だからといって夢を見なくなるわけではない。さすがに精神科に行くほど困ってもいない。

仕方なく、何かの足しになればと、夢の記録をつけ始めた。

「通学路にたくさんの蛇が横たわっていて、その上を通らないと学校に行けない」
「燃えさかるジェットコースターに乗って、延々と地底に下っていく」
「複雑な構造の建物の中を、何かを探しながら歩き回る」
「地上1mくらいの高さを、飛翔するでもなく、ふわんふわんと移動している。なかなか思う方向に進めない」

たまには、こんな夢もあった。
「とてもおいしいものを食べている。ふと目がさめると、布団の端を噛んでいた」

当時、夢に関する何かの本に、夢の記録の取り方が書いてあった。いわく、
「夢は、目を開けた途端に忘れてしまう。記録したいなら、目を閉じたままで、ノートにメモするべし」
この方法を採用することで、夢の再生率は飛躍的に上がった。

夢なんか記録したところで、何にもならないとわかっていたが、記録しはじめると面白くて、けっこう続いた。そして、次第に鮮明に再生、記録できるようになった。

こうなると面白いもので、夢をみながら、それが夢であることを意識する、いわゆる明晰夢を見るようになる。
「怖いよ~! ……でも、あ、これ、夢じゃん。あはは」
みたいな。

明晰夢を見るようになると、今度は、夢の内容を操作できるようにもなってくる。
高いところから墜落する夢も、それが夢だと気づいた途端、安全に着地できたり。
悲劇的な結末になりそうだったのが、ハッピーエンドに変えたり。

自分の夢を知れば知るほど、夢はイヤなもの、怖いものではなくなり、私は次第に悪夢を見なくなっていった。

それからしばらくして結婚した。
2人の生活は一人のときとは生活リズムも違い、夢の記録はやめてしまった。
子供が生まれると、あんなに夢ばかり見ていたのが、育児と仕事でクタクタだったせいか、ほとんど見なくなった。夢は、ヒマだと見るのかな。

しかし、子供が大きくなり、自分の時間ができるようになるにつれ、また夢が増えてきた。
悪夢も見るのだが、たいていは、家族に危害が及ぶシチュエーションで、私が彼らを守ることになっている。これもなかなか疲れる夢である。

訓練していないから明晰夢は見ないけれど、最近また、夢の記録をつけ始めた。
一人でつけていてもつまらないので、友達を誘ってFacebookのグループを作って。
今度は、自分の夢だけでなく人様の夢の話も聞けるので、大いに楽しんでいる。

「夢」についてググってみたところ、
「夢を記録すると発狂する」という説が散見されるが、それはないと思う。
ない……んじゃないかな……? 多分??

夢また夢、疲れる

子供の頃から睡眠が浅く、夢が多い体質だった。
出産後、育児中は毎日クタクタで、
夢も見ずに深い眠りに落ちていた。
だが上の子が成人し、下の子も高校生になった今、
再び夢見が激しくなってきた。
ひどいときは一晩にいくつも夢を見て、
目覚めたときにはグッタリしている。

最近は、年度始めに履修の算段する上の子の影響か、
学生時代の自分が夢に出てきて、
「次の教室がどこかわからない!」
「この時間、何とってるんだっけ?」
「この科目、卒業単位にならない!」
と、すごく焦ってる夢ばかりみる。
夢の中の私は2年生なのに、
「おかしいな? 去年学校に通った記憶がない」
と訝っている。

夢の中では、卒業した国文科じゃなく、社会科学系の学部にいる。
登場する学生は皆、今風のファッション。

今までこんな夢みなかったのに、ここにきて急にみはじめたのはなんでかな。
人生でやり残したことへの焦りかな。

みたゆめ(森の中)

みたゆめシリーズ。

(夢の中でよく来る、でも実在しない)森を通り、街に出る。
今回は道に迷わなかった。

街で知っている人に出会い、近道だからと森を通って帰る。とても暗い。

途中に、前にも入ったことのある(昔の小学校の前によくあったタイプの)文房具店があり、

そこはなにかと面白い商品があるので立ち寄ってみる。

 

愛想のないおばさんと、奇妙な髪型をしたハイテンションな息子がいて、

息子はとっておきの素敵な自転車を見せてくれる。きれいな水色に黒のライン。

知人はテンションの高い人で息子ととてもノリが合う。

私は、「それなら輪行できて便利ですよ」と勧める。値段は破格の62,000円。

結局「またにするわ」と店を出ようとすると、息子は鍵を開けてくれた。

店を出てから知人と私は「いつのまにか鍵かけられてたんだね?」と訝る。

次はなんか買ってあげないとね。

 

しばらく行くと、いつもどっちか迷う分かれ道に行き当たり、

左を選んだら正解だったらしく、新幹線に乗れた。

ただこの新幹線、片側にしか席がなくしかも3席+補助席。

どんどん人が乗ってくるが、どうも全員演劇人らしい。

 

いつのまにか車内は劇場に変わっていて、有名そうな俳優は最後部席に陣取り、

若い研究生みたいな役者たちが、めいめいいきなりセリフを語り出したり、変な動きを披露したりしはじめた。

「役者って大変だなー」なんて思ってるうちに目が覚めた。

 

夢のどこかで、赤唐辛子とレモングラスと生姜とパクチーの根っこを大量にすり潰したのだが、

起きたらできてなかったのでがっかりした。