みたゆめシリーズ。
(夢の中でよく来る、でも実在しない)森を通り、街に出る。
今回は道に迷わなかった。
街で知っている人に出会い、近道だからと森を通って帰る。とても暗い。
途中に、前にも入ったことのある(昔の小学校の前によくあったタイプの)文房具店があり、
そこはなにかと面白い商品があるので立ち寄ってみる。
愛想のないおばさんと、奇妙な髪型をしたハイテンションな息子がいて、
息子はとっておきの素敵な自転車を見せてくれる。きれいな水色に黒のライン。
知人はテンションの高い人で息子ととてもノリが合う。
私は、「それなら輪行できて便利ですよ」と勧める。値段は破格の62,000円。
結局「またにするわ」と店を出ようとすると、息子は鍵を開けてくれた。
店を出てから知人と私は「いつのまにか鍵かけられてたんだね?」と訝る。
次はなんか買ってあげないとね。
しばらく行くと、いつもどっちか迷う分かれ道に行き当たり、
左を選んだら正解だったらしく、新幹線に乗れた。
ただこの新幹線、片側にしか席がなくしかも3席+補助席。
どんどん人が乗ってくるが、どうも全員演劇人らしい。
いつのまにか車内は劇場に変わっていて、有名そうな俳優は最後部席に陣取り、
若い研究生みたいな役者たちが、めいめいいきなりセリフを語り出したり、変な動きを披露したりしはじめた。
「役者って大変だなー」なんて思ってるうちに目が覚めた。
夢のどこかで、赤唐辛子とレモングラスと生姜とパクチーの根っこを大量にすり潰したのだが、
起きたらできてなかったのでがっかりした。