橋のたもとのカフェ(八丁堀)

「訪問! 川が見える店」
第一弾は、八丁堀にあるカフェ。

日本橋の下を流れる日本橋川が、
日本橋水門で分岐する「亀島川」にかかる「亀島橋」のたもとにあり、
ピンク色の可愛らしいビルの一階、
その名も「CAWAII Bread & Coffee」。

川側の外観。入口は反対側の道路から

広くはない店内の大半はガラス張りのパン工房で、
パンはよそに卸したりもしているみたい。
トルコタイルっぽい柄の素敵な壁紙に向かって、
細いカウンターにスツールが並び、ちょっと立ち寄って休憩するのによさそう。

そしてこの日は、曇りがちとはいえ雨が降っていなかったので、
川に向かって設けられた小さなテラスに出ることができた。
カモメが飛び交い、橋を行く人が見える。
中央区でこのこのロケーション、最高!!

写真撮っておこうとスマホカメラをもたもた出しているうちに、
オトーサンがクロワッサンを食べちゃったので、見栄えはしないけど、
バターたっぷりでおいしかったそうです。

私が頼んだエスプレッソは、本当に一口サイズ、
飲むというより舐めるくらいの量で、目の覚める濃さでした。

サンドイッチもあるらしいので食べてみたい

テラスの真下の管理用通路に沿って、
葦(だと思う)など植栽も施されていて眺め良し。
水面にはゴミもなく、水質もまずまずです。

この先、亀島川は隅田川に合流します。
後で亀島橋を渡ってみたら、案内板に、
「明治時代はこの辺から伊豆や房総に向かう汽船が発着していた」
とあり、当時は積み込む物資や乗船する人々で賑わったようです。
江戸時代の豪商で土木にも功績のあった川村瑞賢が、
周辺に広大な屋敷を設けたとも書いてありました。

八丁堀の駅から近く、銀座から散歩しているうちに着きます。
晴れた日に、コーヒー片手にのんびりするのに最適なカフェでした。

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