インスタでカニを釣っている人を見て、なんだか面白そう! 私もやってみたい!
と、近場のカニがいそうな海辺に行ってみた。
岸壁の上から、テトラポッドの周辺をキョロキョロ見回すと、いた!
お菓子の「アルフォート」くらいの大きさのカニと、
大粒のポップコーンくらいのちびガニがたくさん。
種類は同じなのか違うのかも、高い位置からだからわからない。
目を皿にしてカニを探しているうち、
視界にパシッパシッと跳ねるものが入ってくる。
それはたぶんボラだ。
ボラの子供の群れもうじゃうじゃいる。
青い背びれでよくわかる。
一度なんかイシダイを見かけた。
小魚を狙って、いろいろなサイズの水鳥が低空飛行する。
ここは東京湾の最奥部。
見渡す限りコンクリートで固められ、
大半は企業が使うための売られてしまった海。
テトラポッドが投げ込まれ、フェンスで遮られた、
さわれない海。
こんなところ、可愛くもなんともないフナムシくらいしかいないと思っていたので、
思いもかけずたくさんの生き物の存在に気がついて、
大いに感動したし、嬉しかった!
カニとボラに夢中になって歩いていったら、
歩数計は1万6000歩を記録していた。
ここでテトラポッドに下りていくのはちょっと危険そう。
人に見とがめられたら通報されるかもしれないけど、
あまりにも人がいないので、急な高波にさらわれたら、
理由もなく家出したオバサンとして処理されてしまいそうなので、
もう少し足元のいいところでカニ釣りたいな~。
というわけで今、カニの捕獲についてググっているところ。
場合によっては、人生初の釣具店に行くことになるかも。
(この2日というもの、私の頭の中はカニ釣りでいっぱい)