お皿が割れた日

今日、30年連れ添ったFOB-COOPのお皿を割ってしまった。
洗い物をしていた手がすべって、包丁の背が当たっただけなのに、あっけなく真っ二つに。
誕生日に友達が2枚くれたうちの生き残りの1枚で、ちょっとファイヤーキングっぽい乳白色の、直径19センチのものだった。この皿を基準に、その後持つすべての食器のサイズや色を決めてきたんだけれど。

30年は長い。結婚したのが26年前だから、夫より付き合いは長い。
朝に晩にほぼ毎日使い、まさに相棒だったお皿。
モノは単なるモノなんだけど、これだけ一緒に暮らすと、もう自分の一部のようだ。その一部が壊れると、なかなかこたえるものがあるな。

でも、金継ぎして使おうとか、とっておこうという気はない。
もうこの皿はその役割を十分に果たし、使命を終えたのだ。
感謝して、次の不燃ゴミの日に送り出そう。

それにしても、むすめが食器棚から食器をごっそり持って出たので、最近食器が不足気味だ。そしてなぜかここに来て、食器が続けざまに割れている。
これは、食器を一新せよという神のお告げ?
でも、今、買い物に出るのがはばかられる。手に取って使うものを通販では買いたくない。

2回目の接種が終わってしばらくしたら、まずは食器を探す旅に出ようかな!

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