自粛期間もそろそろ終わりかぁ。
長かったなー!
いろいろやりたいこともあるし、早く終わってほしい反面、
実はこの状態が意外に居心地いいんだということに気付いている。
こんなにも、誰にも何にも追い立てられない期間て、何十年もなかったんだもん。
毎日毎食、ごはん作って片付けて、家事は増えがちだったけど、
全然忙しい気持ちにはならなかった。
毎日がゆっくり過ぎていく。
家族がいつも一緒にいる。
時々、これは死後の世界で、
私は死んだのかな?
死んでも家族と暮らせてるのかな?
じゃあここは天国だな。
なんて思ってた。
最初の頃は、不安や苛立ちが勝っていたけど、
この頃は、元に戻るのが面倒なような気さえしている。
そんなこと思ってるの、
私だけだろうから恥ずかしい気がするけど、これをFacebookに投稿したら、
「私も」
「私もそう」
と、何人かのお友達が返信してくれた。
それも、いつもは誰よりアクティブで華やかに活躍している人ばかり。
私同様、この事態が意外にしっくりきてるのかな?
中でも、一人のママ友が、
「今が、シンプルライフなのかも……」
とつぶやき、
古くからのお友達が、
「前の通りの世界には、もう戻らない方がいいと思うー。
みんなもっとのんびりしましょー!」
と言ったのには深く共感した。
思えば1月末から、あれよあれよと状況が変わり、
私たちの生活もすっかり変わってしまった。
絶対ないと思っていたオトーサンのテレワークが常態化し、
むすめの卒業式も謝恩会も追いコンもすべて消え、
むすこの入学式も新歓も何もない。授業さえオンラインのみ。
開いているのはスーパーとドラッグストアくらいで、
まさに食住という基本だけ、「暮らし」だけで生活が完結してしまう昨今。
単調さのあまり、みんなストレスたまっている。
でも一方で、不思議なやすらぎを感じてもいるよね。
いつもは「忙しい、時間がない」でやれていなかった、
ちょっと手間のかかった料理を作ってみたり、
手の届きにくい場所の掃除や片付けをしてみたり、
子供とのんびりお話したり。
今、「暮らし」が生活の主役だ。
考えてみれば当たり前なんだけどね。
暮らすために生きているんだってこと。
今こそが、本当の時間なんだってこと。
「ワークライフバランス」なんて言ってたけど、
いつだって「ライフ」は「ワーク」を支えるための道具みたいに考えてなかったか?
在宅ワークのパパたちが、ずっといる子供たちにまとわりつかれ、
仕事にならないからあきらめてボール持って公園に出てくる姿を見て、
ちょっといいなと思った。
自粛期間が終わって、世間はまたあのあわただしさの中に帰っていくのだろう。
大打撃を被った経済を思えばそれは当然、仕方がないことかもしれない。
でも、この時期に味わった「ほんとうの時間」を、
みんな忘れないといいなと思う。
モノがないだのあるだのという話じゃない、
この本当の時間こそが、私にとって「シンプルライフ」なんだと強く思った。
私も、全く同じ意見です。自粛生活が、心地よいです。
数年前から、金子さんの本を読ませてもらうようになって、シンプルライフを意識して生活するようになり、「くらし」が、一番大切だということにも気付きました。ただ、世の中は、慌ただしく動き、どこまで行くの?と思ってましたが、今回の要請で、やっと、世の中が、立ち止まってくれたような気がして、ホッとしました。金子さんのおっしゃるように徐々に、あわただしさの中に戻っていくのでしょうが、私のまわりの人も、今回で、本当は必要でない、あわただしさの原因に、気付いてる人も、多いです。少し、今までよりゆっくり世の中がうごいていきますように。
岩城さま
私たちのような人、意外と多いみたいですね?
なんだかホッとしちゃいます。
ママ友のとこのパパさんは、この期間が終わっても、テレワークは続くらしいです。
(ママは苦い顔をしていますが💧 わかるけど)
コロナは災いかもしれないけれど、良い面もありますよね。
人間には変えられなかったものを変えていくのを、不思議な気持ちで見ています。
返信有難うございました。
やはり、自然の力は、凄いですね。
そして、また、癒してくれるのも、美しい自然の力ですね。
今年は、皆さんの活動が、緩やかで、空気が澄んでいるせいか、ミカンの花の香りが、より一層するようなきがします。