先日のことだけど、
長いお付き合いの方からお菓子をいただいた。
すっごくかわいい、熊の形の最中。
最近見るようになった、皮と餡が別々になっていて、
食べる直前に自分でサンドするタイプ。
これ、楽しいね!
皮はパリパリだし、添付のあんこはどっさりだし、
何よりこのあんこが飛び切りおいしい。
食べながら、
「北極にはホッキョックグマがいるけど、
南極にナンキョクグマっていないよな。
大陸なんだから、いてもよさそうなのに」
あと、地球温暖化の話になると、
必ずといっていいほど、南極の氷が溶けたら水位が上がってタイヘン、
というけど、
北極の氷だって溶けるだろうに、
北極の氷については誰も何も言わないなあ。
そう思って調べてみたら、
「地球の歴史の中では比較的最近誕生したクマは、
北半球で生まれて北半球で繁栄してきた。
冬になると北半球高緯度の大陸は凍って北極の氷と地続きになるから、
クマは北極に進出したけど、
南の大陸は冬になっても南極と地続きにならないので、
クマが南極に渡る方法はなかったし、
そもそも南半球は遠すぎるから行かない」
だって。
あと、北極の氷が溶けるとどうなるかについては、
「全部溶けても、全世界の海水面が数センチ上昇する程度」
なんだそう。
南極のは、大陸の上に降った真水の氷で、
途方もなく大量にあるのに対し、
北極の氷は海水だし、
見えてる部分の氷が溶けても、
海水に戻るとだいぶ嵩が減るらしい。
このところしょんぼりしていた私に同情して、
おいしい熊を送ってくださったSさん、
ありがとうございました。