時々通る道から見える、不思議な塔。
あれ何だろと前から思っていて、
ようやく昨日行ってみた。

「羽鳥調圧塔」

千葉県佐倉市の羽鳥地区の小高い丘の上に立っている。
利根川～印旛沼の水を、
五井姉崎（東京湾内房方面）の工業地帯に供給するための施設の一部らしい。

印旛沼の水は、製鉄所で出来立ての鉄を冷却するのに使うと聞いたことがある。
その時は、
「製鉄所って海辺なんだから、水いっぱいあるじゃん」
と思ってすぐに、
「あっ、塩水か……」
と反省した記憶がある。

遠目にも風変りなこのフォルム、
どこかで見た気がすると思ったら、
内房富津の丘の上に立つ東京湾観音に似てる。

よく見ると、塔の頂上には四方を見渡せそうな窓がついていて、
ちょっと面白いロボットみたい。
あそこに上がってみたいな～。