『家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。』

裁縫好きの妹が、
「面白かったよ」
と回してくれたこの本、
『家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。』

私も家庭科3な人だった。
「こういうものが作りたい」
という気持ちはあっても、技術が追い付かない。根っから不器用。

そんな私が一念発起して2年前、洋裁教室に通ったのだ! 
それも、型紙起こすところから教えてくれる文化式のお教室。型紙って自分で作れるの!?

先生があきれるほど時間がかかったけど、どうにかこしらえた型紙をもとに、
シャツを1着だけ作った。でも、お教室では途中までしか仕上がらなかったの……。
レッスンの回数券(6枚綴り)をなくしてしまって、探しているうちに有効期限が過ぎちゃって、
なんとなく通わなくなってしまった。仕方ないから途中から自己流で仕上げたら、
イマイチの出来。サイズはピッタリなんだけどな。

でも、高校でパジャマ作って以来の洋裁に、最初から取り組むことができてよかった。
服作りの流れがわかったし、それまで全然知らなかった用語(「いせこむ」とか、「見返し」とか)
も知ることができたから。家庭科の被服なんて、友達にやってもらったり、
友達の真似してどうにか仕上げてたから、全部自力で作ったの、初めて!

この夏は暑かったけれど、どこにも行けなくて時間があったから、家で着るブラウスを2枚縫ってみた。
お教室で作ったのは、襟も袖もある服だったけど、これは身頃だけのTブラウス。これが大成功。
着やすくて肌触りがよくて、夏の間中その2枚ばかり着ていた。

そこにこの本。
「わー、こんな人がいるんだ! 真似したい!」
読んでみたら、あまりお裁縫の参考にはならなかったけど、
著者さんの洋服作りとおしゃれを楽しんでいる様子が伝わってきて、俄然やる気が出てきた。
おかげでその後またラップスカートを作ることができた。

外に着ていける服はまだまだ難しいけれど、家にいる時間の長い私は、
家で着る服は自分で作れるようになりたいな。今、再びブラウスに挑戦中で、裁断は完了している。
今度は袖のある服なので、少しレベルアップかな? 年末年始に縫って、来年着ようと思う。
少しずつミシンに慣れてきたので、来年はもっといろいろ作れそう。
ワードローブ100%は無理かもしれないけど、頑張ろうっと。

『家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。』」への2件のフィードバック

  1. あっちゃん

    私もこの本買いました!Tブラウス、タックギャザースカート作られたご本人がモデルなのが良かったなぁ。
    ソーシング本を新刊が出るたびについ買ってしますのですが、型紙を写す作業がしんどくて(老眼のせい)このところ、何も縫っていません。
    型紙付きの本がたくさんあるし、本屋で見かけて時もノーマークだったけれど、読んでみると”服を自分で作る”と言う行為への熱い情熱にやられました。作者のブログもチェックしてます。

    返信
    1. カネコ 投稿作成者

      あっちゃんさま

      この本、よかったですよね!
      さすがイラストレーターさん、豊かなイメージをお持ちなのだな~とうらやましく思いました。
      「服なんて深く考えなくたって作れるし、楽しいよ!」
      というメッセージが伝わってきて、やる気がでましたよ~。
      そこが、プロの方が書いたいわゆるソーイング本にはないものでしたね。

      縫い目がちょっとぐらいゆがんでいても、どんどん作ってなれよう!
      と思えていい本でした。

      返信

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